実付き！キンカン 6号｜果樹10-TU | 果樹,柑橘 | 赤塚植物園オンライン　花の音

[キンカン]
あまくて皮まで食べられる!熟させると芳醇な香りを楽しめます!
小さなミカンのような実が鈴なりになるキンカンは縁起物としても重宝されており、お庭に一本植えておいて間違いのない柑橘です。大きな実の柑橘類と異なり、とっても簡単にたくさんの実をならせることができますので、気軽に庭に植えて毎年たくさんの実を収穫。大切なビタミン源にしてみてはどうでしょう?
自家結実性があるため、1本で実がなります。

置き場所：日当たりのよい場所
収穫：2月~4月

[毎年楽しむポイント]
接木部分から伸びた枝 (台芽) は株を弱らせてしまう為、気付いたら早めに切り取ります。
どれが台芽か分かりづらいときは土からおよそ10cmより下を目安に切ります。

＜春(4~5月)＞
春から伸びる新芽が一番大事!
力を一番使う時期なので肥料を与えてください。

＜秋 (8~9月)＞
秋ごろからさらに新芽を伸ばします。
樹形を整えるために枝を切る。内側にも光が当たるようにすいてあげます。
ここでもう一度肥料を与え美味しい果実を実らせる準備!

＜冬~春＞
いよいよ収穫!
完熟した果実は家庭菜園の楽しみ!
春から伸びる新芽収穫後 (3~4月) は来年も実をつけ夏から伸びる芽てくれるように肥料を与えます!

[育て方]
・栽培環境
　日光を好むのでできるだけ日当たりがよい場所で管理しますが、西日はなるべく避け、北風の当たらない場所を選びましょう。寒さには比較的強く、耐寒温度は-5度程度です。
　路地植えにする場合は、夏場の乾燥を防ぐため株元に敷き藁やバークチップでマルチングを行います。

・水やり
　鉢植えの場合は土の表面が乾いたら鉢底から水が流れるまでたっぷりと与えます。地植えの場合はほとんど不要ですが、雨が長く降らない時などは土の状態を見て水やりします。
　実がついている間は、水ギレを起こすと落果する可能性がありますので、特に真夏などの乾燥してしまう危険がある時期は注意が必要です。

・肥料
　庭植えは2月と10月に、鉢植えは2月、5月、10月に、有機質肥料か速効性化成肥料を与えてください。

・剪定
　3月～5月ごろに行います。基本的には強い剪定は控え、できるだけ込み合った場所の枝を間引き、株の内側にまで光が入るようにする程度に留めます。

・摘果
　着果数が多い場合は摘果をします。傷がついてしまったり、遅く生長して大きくならなかった実を摘果するようにします。

・植え替え
　鉢植えの場合は根が回ってきたら植え替えをします。2年に1回が目安で、3月下旬から4月中旬が適期です。